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【名車】ウイリアムズFW08、操縦性を武器にDFVでターボ勢に勝つ


2010-6-25 19:02
 1969年のF1参戦以来、低迷を続けていたウイリアムズは、1977年にチームがウルフへと体制変化するのに伴って再スタート。78年にパトリック・ヘッドの手になるFW06を引っさげて復帰するや上位を走り、翌79年にはFW07で5勝、80年にはダブルタイトルを獲得した。81年もコンストラクターズタイトルを守るものの、ドライバーの不仲によりドライバーズタイトルは僅かのところで逃した。

 時代はターボ全盛。独立系チームのウイリアムズはターボエンジンの獲得に出遅れ、非力なDFVでの戦いを強いられ続けていた。しかしそれゆえにマシンはハンドリングの良さを長所としたものに仕上がり、快走を見せる。

 1982年のFW08は、ロータス79にならって設計された大成功作FW07を正常進化させたもの。取り立てて特筆すべき点のないほどコンベンショナルな作りとなっている。ただし元来はリア2輪の6輪車として設計されたものだったが、レギュレーションで禁止されたため4輪に再設計された。このためホイールベースが短くなったが、これが結果的にコーナリング性能を高めることになった。

 純粋な速さではフェラーリに分があったものの、両ドライバーの確執や事故などで混乱するうちに、ケケ・ロズベルグがわずか1勝ながらこの年のタイトルを獲得。ウイングカー最後の年に、プライベーターとしての意地を見せた。この記事の詳細ページはこちら

(text by Mineoki Yoneya)


 ウイリアムズFW08の注目のポイントはこちらです。

●ターボ全盛の時代に、DFVで操縦性を武器に勝利
●6輪車として設計したものを、強引に4輪仕様に設計変更
●ドライバーの脚が、フロントサスペンションより前に!
●サウジアラビアの資金を得て、随所に配置されたグリーンが印象的
●今では考えられないような、直線的なサイドポンツーンの内部
●上方排気のために、エキゾーストはすごい取り回しに

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<<商品の詳細>>
著者:La Vie Creative
車名:ウイリアムズFW08
レース:2010年第1戦バーレーンGP
ページ数:37
ファイルサイズ:22.7MB
商品番号:ITEM2010-0020
価格:210円(税込み)

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