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【名車】ロータス49B、ゴールドリーフカラーをまとった名車


2010-6-25 19:07
 1966年にBRM製H型16気筒エンジンに苦しんだロータスは、フォードとの提携によってDFVエンジンの開発を進め、これと並行してロータス49の準備を進めていた。モノコックの後方にエンジンを直接マウントし、ストレスメンバーとして利用している。ギアボックスにはZF製5速を採用した。

 1967年、49はジム・クラークのドライブでデビュー戦を勝利で飾り、計4勝。しかしDFVやギアボックスなどにトラブルが多く、クラークはリタイア3回、新加入グラハム・ヒルは6回ものリタイアを喫し、タイトルは逃した。

 問題対策が進んだよく68年は、開幕戦から1-2。しかしタイトル最有力候補のクラークが4月にホッケンハイムでのF2レース中に事故死。翌スペインGPから49は、F1史上初のスポンサー登場となる、ゴールドリーフカラーをまとう。

 モナコGPからはホイールベースを75mm延長し、ウイングを装着、ギアボックスもヒューランド製へと置き換え、49Bへと進化してヒルが3勝を挙げてこの年のタイトルを獲得した。四輪駆動の後継車63が失敗作に終わったため、49はCスペックまで進化を続けながら1970年まで4年間にわたって使用され、計12勝を挙げた。この記事の詳細ページはこちら

(text by Mineoki Yoneya)


 ロータス49Bの注目のポイントはこちらです。

●F1初のスポンサーカラー、ゴールドリーフの赤と金が眩しい
●他では見ることのできない、真っ黒なロータスのチームロゴ
●ノーズ上に開口された巨大なエアアウトレットが印象的
●ウイング黎明期のシンプルな空力フォルム
●モノコックに直接マウントされたフォードDFVエンジン
●ヒューランド製に置き換えられたギアボックス

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<<商品の詳細>>
著者:La Vie Creative
車名:ロータス49B
レース:2010年第1戦バーレーンGP
ページ数:31
ファイルサイズ:19.6MB
商品番号:ITEM2010-0015
価格:210円(税込み)

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