4月の上海と言えば、日本と同じくらいの暖かさよね。だったら春のファッションで爽やかに決めて頂きたいわ! 好景気で色気づいてる中国の子たちに負けないようにね!
【チェック1】
セバスチャン・フェッテルさん(23歳・ドイツ)
あら、今回はマトモな格好してるじゃないの! 青系で統一されていて、配色のバランスは悪くないわ。あんまり春っぽくない色合いだけど、このチームの色なんだったらしょうがないわね。
まだ若いからこのダボダボ系も悪くないけど、ちょっとカジュアル過ぎるわよねぇ。ハリウッドセレブでも意識しちゃったのかしら? ブーツカットみたいな幅広の裾をここまで引きずって歩くのは、ヒーコ好きじゃありません!
あまりに若造っぽすぎるわよ!
【チェック2】
ロベルト・クビツァさん(26歳・ポーランド)
この方は相変わらず、コーディネーションなんて一切考えてないわね。
与えられたシャツに、適当にデニムを履いて、そのへんにあったクツを履いた感じでしょ? で、寒かったから与えられたパーカー着ました、って。
パッと見は悪くなさそうに見えるけど、クツの赤いポイントが全てを台無しにしてるわよね。どうしてもこのクツを履きたいなら、首か手首にでも赤色系の差し色を入れてバランスを取ってほしいわ。
あと……帽子はかぶったほうが良いわね!
【チェック3】
小林可夢偉さん(24歳・日本)
いま流行りの軍パンね。それをほどピタでキレイに履いてるのはさすがよ。上半身もそれに合わせてピタっとまとめてるしね。
クツはこのキャップに合わせたのかしら? ヘルメットの色にも似てるわね。ダーク系に行かずに明るい方に持って行ったのは、春を意識しているのかしら?
地味なチームウェアだからオシャレの幅も広がるけど、そのぶん難しさもあるんだけど、この子はよくやってるわ!
【チェック4】
クリスチャン・ホーナーさん(37歳・イギリス)
ここからはチーム代表特集ね。
この方はあんまりチーム代表っぽくないわね〜。スニーカーを革靴かなにか落ち着いたクツに替えるだけでずいぶん変わるはずなのにね〜。
このカバンもなんかクタクタだし、狙ってこういう質感じゃない感じで、ただ貧乏くさいだけなのよ。どうせならこのカバンに合わせてクツもこんな感じにしちゃえば良いのに。
【チェック5】
マーティン・ウィトマーシュさん(52歳・イギリス)
こちらも革靴じゃなくてスニーカーなのは、チームの契約かなにかがあるせいなのかしら? リーボックの特別デザインのクツよね?
でもキレイ系のクツで抑えてるし、カバンまで含めて全身をモノトーンでまとめていて、キレイよね。体型にフィットしたスリムなシルエットもキレイだし。
チーム代表っていうなら、このくらいの格好はして貰いたいものだわ!
【チェック6】
ジョン・ブースさん(56歳・イギリス)
この方は、全体がもこもこしてて、なんだかクマさんみたいね!
でも身体が大きい方だから、こうしやってダボダボ系にするしかないのかしら。上から下までチーム規定の支給品で、“着せられてます”って感じね。
唯一の自分のアイテムが、首から下げたメガネじゃあねぇ。
【チェック7】
ペーター・ザウバーさん(67歳・スイス)、
モニシャ・カルテンボーンさん(39歳・オーストリア)
こちらもすべてチームの支給品なんでしょうけど、お二人ともキレイに上品に着こなしていらっしゃるわね〜。そもそも全体がきちんとまとまったチームウェアだし。
特にペーターさんのほうは、薄手のニットが春らしくて上品で良いじゃないの。モニシャさんの方は、女性らしくシャツの真っ白な部分を多めに出して、こちらもキレイだわ。
(text by Heaco / photographs by WRI2)
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