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【2011プレイバック・よねやんは見た】Rd.1オーストラリアGP編「寒かったり晴れたり」


2011-12-16 12:00

 いつもスカッと晴渡るメルボルンですが、今年は木曜は雨まじりだったんですよね……。ここ名物のパドック入口前のサインエリアでも、傘を差しつつ。


 で、午後には結構激しい雨に。そこのカッパ着てない人、かなりキツいでしょ?みたいな(苦笑)。実際、今年のメルボルンはずっと肌寒くて、上着が手放せない感じでした。


 最終戦でも記念撮影をやったカスペルスキー、そういえば開幕戦でスポンサー契約の発表をやったんでした。フェラーリ印のウイルスソフトの発表も合わせて。この気のよさそうなおっちゃんが社長です。
 でも“おみや”なしだったので、取材者はごく少数。テーブルの上に置いてあるICレコーダーは僕の1個だけ(笑)。


 金曜フリー走行でのひとコマ。小林センシュが慌ただしくピットに帰ってきたと思ったら、ザウバーのカウルが吹っ飛んでました。なんか破片が飛んでる映像はあったみたいですが、実際にクルマから飛んだシーンはなかったみたいですね。


 日曜のサポートレースでは、多重クラッシュが発生! コンクリートウォールに囲まれた狭いコースだけど、結構スピードが高いですから……。しかしみなさん、無茶やりますね(苦笑)。



 日曜は快晴! オーストラリアらしい真っ青な空が広がりました。やっぱり夏のメルボルンはこうじゃなくっちゃ!


 メルボルンはサポートレースのパドックがこんな感じでコース内側の芝生エリアに広がっていて、観客も自由に出入りできるので、楽しみもたくさん。サポートレースもむちゃくちゃ盛りだくさんですしね。




 サポートレースというか、ヒストリックカーのデモ走行もあり、なぜかオーストラリアにある(アラン・ジョーンズは分かるとしても)過去の名車たちもたくさん展示されていたり。それも屋外で。今年はついにテント的なものが設置されましたが、それも「この程度で良いの?」みたいな。まぁ、この大らかさがオーストラリアらしいってことで(笑)。



 3.11の災害に心を痛めたF1関係者も多く、日本に対して心配する声もたくさんかけてもらいました。スタート前には全ドライバーが集まって黙祷。ザウバーのホスピタリティには、日の丸が半旗で掲げられていました。マシンに貼られたメッセージとか、ドライバーたちからの声とか、いろいろ取材させてもらう立場にいただけに、本当に泣きそうになりました……。


 といった感じで、慌ただしく過ぎていったメルボルンの週末でした。もっと美味しいものとか食べに行きたかったなぁ……。まぁ、それもオーストラリアGPらしいんだよなぁ。

(text and photo by Mineoki Yoneya)

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