トルコといえば、ボスポラス海峡。アジアとヨーロッパの境界線なのです。朝はボスポラス大橋を渡るけど、帰りは大渋滞なので、フェリー。これがまたオツなのです。
日没の時間にピッタリ合えば、こんな素敵な風景を楽しむことができます。ヨーロッパ側の旧市街に沈む夕陽。
チャイでも飲みながら、ゆったりとね。バックにはボスポラス大橋です。
イスタンブールパークって、テレビや写真では分かりにくいけど、実はものすごくアップダウンがあるんです。丘陵地帯にあって、コースサイドを歩いていると、山みたい。右がセクター1、左がターン8を抜けてシケインに飛び込んでいく下り。セクター1からはセクター2全体が見下ろせるくらい、高低差があります。
セクター2からはパドックエリアが小高いところに見えます。
今年のトルコは異例の冷夏。木曜は雨まで降っちゃって。トルコで気温10度ちょっとなんて、まさに予想外の展開です。
駐車場にあったクルマも、「どこ走ってきたの?」っていう状態。いつもの駐車場は下が芝生なんで、大雨のせいでドロドロになってしまって、急きょ駐車場が変更されるくらいの状態でした……。
でも日曜は良いお天気になりました。お客さんもたくさん入って、F1ビレッジもこの盛り上がり。これなのに今年で終わっちゃうなんて、かなり残念です。
最近ではロシアからのお客さんも多いF1ですが、トルコにはエストニアからのファン集団も。1996年設立のF1ファンクラブだから、実は結構歴史もあります。トンガリ帽を被っちゃうのは、やはりこの辺の地域性なのでしょうか。
なぜか、セバベファンの女の子の写真を掲げていました(笑)。
F1ビレッジは、最近のグランプリじゃ珍しいくらい賑やかです。ホント、今年で終わっちゃうのが信じられないくらい。
こちらボーダフォンのブースでは、タイヤ交換チャレンジやらステージやらで大賑わい。
カーズもいて、オネェさんもキレイだし。
ピレリもF1用タイヤはトルコの工場で作ってるってことで、準地元グランプリなので気合い入ってました。巨大ブースに、色んな展示ものが。もちろんタイヤ交換チャレンジもあり。
そしてキレイなオネェさんもあり。
一方、パドックに置かれていたこのタイヤは、タイヤじゃなく上の飴チャンを見てください。タイヤから出るタイヤカスは「1.5kgですよ」というデモンストレーション。自慢してどうする!?(笑)
彼らはマーブルを「トフィー(飴というかキャラメル)みたいな感じ」と表現するので、キャラメルと一緒に展示したんですね。実際、タイヤカスってネチネチしてるんです。
暑くなった日曜の決勝前グリッドでのメルセデスGPのクルマ。コクピット脇のフタを開けて、常時送風。ここが熱的に厳しいみたいです。なんせ、2月の極寒のバレンシアですらオーバーヒートしていたクルマですから、暑くなるといつもこれやってます。
「カムイ、一緒に写真撮って……」とエステバンちゃん。
カメラ小僧みたいなナリで一緒に写真に収まる小林センシュ。
ヨーロッパラウンド開幕の舞台となったトルコが、GP2やGP3の開幕戦でもありました。というわけで、これらステップアップシリーズのメディアキットも頂いておきました。
GP2の方は、ガイド本体とは別に、ドライバー資料がこんなリング留めで凝った作り。顔写真も4枚もあります。ぶっちゃけ、めちゃくちゃ使いにくいんですけどね(苦笑)。
トルコは女性がほんっとにメチャクチャキレイ。グリッドガールも美しすぎます。
トルコ料理は、決して悪くはないんだけど、どれも全体的に味が同じような感じで、あまりバリエーションがないのがちょっと……。どれを食べても、ミネストローネみたいな感じなんですよね……。魚のミネストローネ、肉のミネストローネ、ジャガイモのミネストローネ……。
でも、このキョフテーというケバブは最高。1920年創業のこのお店のだけは特別。変なスパイス感もなくて、炭火で炙ってジューシーで、最高です! 日本の居酒屋とかにあっても全然不思議じゃない味です。
オマケ。初めてナマで見ました(笑)。
(text and photo by Mineoki Yoneya)