昨年からぼちぼちとアップしている応援アイコンですが、実はペーパークラフト前提に設計していたものなのです。
これまであまり時間がなく検証できなかったのですが、何度かテスト組み立てができたので、
「F1LIFE新書、2012年バーレーンGP 小林可夢偉 - 湾岸の国に季節は巡って」に、付録として型紙PDFファイルを収録することができました。
アイコンのペーパークラフトは、完成後のサイズが8cmと小さいので、ピンセットなどの小道具があると便利です。一般的にペーパークラフト制作には、カッティングマット、カッター、定規、木工用ボンド、鉄筆、タッチアップ用のペンなどを使用します。
今後は組み立ての様子をアップしていきますね。
ちなみに設計は「modo601」という3DCGソフトを使用しています。一般的な3Dモデリングと異なるのは、紙厚を考慮することと、ある程度面を分割しておくことです。
そのデータを「ペパクラデザイナー」で読み込みます。3Dデータをある程度自動でペーパークラフトに展開してくれる、とっても優れたソフトです。
私は今はmodoを使っていますが、最初は「六角大王」というエントリークラスのポリゴン系3DCGソフトを使っていました。ペパクラデザイナーに付属する「六角大王LE」でも、左右対称なものは十分に設計できます。
設計のほうも、制作記が終わったらリポートしますね。
ペパクラデザイナーはこんなパッケージです。
ポリゴンモデリングに慣れれば、かなり遊べます。この世界でも珍しいペーパークラフト設計ソフトは、なんと国産ソフト。こんなに遊べるソフトウェアが定価でも7,000円くらいなんて、使い込んだ今でも驚きの価格だと思います。Amazonなら5,000円程度で販売されてます。
Windows版のみですが、私はMacのBootCamp+WinXP環境で動かしています。
(text and photo by ALABULKA)