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ARTA小林崇志がシミュレーター初体験! 鈴鹿を駆け抜ける!!


2012-10-3 19:05

 さて今週末はいよいよ日本GP! ということで、東京Virtualサーキット(TVC)とのコラボレーションでお送りしているこの企画も、今回は特別編としてスペシャルゲストを招いてお届けしたいと思います!


 今回シミュレーターをドライブしてくれるゲストは、ARTAのドライバーである小林崇志選手(左)。2010年からSUPER GTでHONDA HSV-010をドライブし、2011年にはフォーミュラ・ニッポンにも参戦していた若手ドライバーです。インストラクターの砂子塾長とツーショット。

「緊張するな……恐いですよ(苦笑)」という小林選手ですが、マシンに乗り込み走り始めてみると、さすがプロのレーシングドライバー。どんどん各コーナーを攻めていきます。我々のようなシロウトだと、コーナリングでマシンの限界を超えてオーバーが出るようなところまで攻めていけないですもん。その際のカウンターを当てる反応速度もさすがですし、縁石だってガンガン使っていきます。


 最初は未経験のGP2マシンに戸惑って何度かスピンやブレーキングでオーバーシュートを経験したものの、ドライバーたちが最も難しいという最終シケインのブレーキングも3周ほどで合わせ込んできました。


 しかし、最初の10周ほどのランでは、なかなか1周が上手くまとめられず。「ヤバイ! これかなり難しいですよ。リアのグリップが感じられないから分からないんです。いかに普段Gとか感覚に頼って運転しているかが分かりますね。ブレーキングも限界点を掴むのが難しい」と溜め息。コクピットを降りると、もう小林選手は汗だく。


 でも「ブレーキングでダウンフォースが効いているところそうでないところの違いの感じなど、フォーミュラ・ニッポンっぽいですね。久しぶりにハイパワーのマシンを扱う楽しさを味わえました。最初はリアルすぎて、筐体が動いてるみたいに感じたくらいです(笑)」と嬉しそう。


 インストラクターである砂子塾長のアドバイスのもと、データを見ながら修正点をチェック。「まだヘアピンが激遅なんで(苦笑)。シケインとかもかなりマージンを残して走ってますしね」。


 そしてコクピットに戻ると、そこからステアリング上のボタンでブレーキバランスなどを調整しつつ、さらに走行を重ね、タイムは1分42秒978へ(ちなみにラップレコードは砂子塾長の1分40秒フラット)。それでもベストな走りが1周まとめられたわけではなく、本人としては「まだコンマ5は全然縮められる」と、かなり悔しそうな様子。我々シロウトからすれば、たしかに1周がまとまってはいないものの、予選アタックモードの走りをあれだけ何周も続けられることだけでも凄いなと感じるんですが、それだけじゃプロとしては当然というレベルなんでしょうね。

 小林選手が鈴鹿をドライブしているその動画がこちら。



「クソーっ! すごい悔しいです。でも、やっぱり走ってて楽しいんですよね。これで走り込めば、実車で走るのが簡単に感じるくらいかもしれないですね。もっともっと走りたいです」

 というわけで、シミュレーター初挑戦は悔しい結果に終わってしまった小林選手ですが、プロモ納得のリアルなドライビングを存分に楽しんだのでした。本人はまだまだ走り足りない様子でしたが(苦笑)。

 TVCの走行券は、『F1 LIFE』ストアでも販売中です。

 通常は富士スピードウェイしか走ることのできない『体験コース』(約30分/5,000円)ですが、F1ファンとしてはやっぱりF1開催サーキットを走りたいもの。そこで『F1 LIFE』では、TVCさんのご協力をあおぎ、F1ファンの皆さんのために特別に「F1開催サーキットならどこでも走れる券」をご用意。

 しかも、通常は計測5周のところ、計測6周(+アウトラップ/インラップで計8周)のサービスも。「たった8周?」と思われるかもしれませんが、最初はなかなかマトモに走れないので、8周も走ると集中力と体力消費で疲労困憊のはず。まずはこのあたりからお手軽に始めてみるべきでしょう。もちろん、自分が走ったロガーデータももらえますし、写真・動画撮影やウェブ上への公開もOKです。

 くわしくはこちら『F1LIFE』ストアhttps://www.f1-life.net/store/tvc.html )をご覧ください。

(text by Mineoki YONEYA)


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