ピットウォールの暑さ対策その2。ザウバー以下の中団・下位チームではどうなっているのだろうか。
ザウバー ザウバーはとってもシンプルなピットウォール。扇風機やその類のものは
一切無し。こんなところにも質実剛健な性格が表われているかもしれないが、これは
かなりキツい! だから戦略ミスも起きるのかも!
フォースインディア フォースインディアは天井に
シンプルな送風ファンを装備。PCの内部などに使われていたりするファンで、金属プレートでカバーをかけただけのシンプルなもの。それでも1人1個あるので、快適度は充分?
ウイリアムズ ウイリアムズも暑さ対策はかなり貧弱。
天井の両脇に1つずつの
サーキュレーターがついているだけだ。テーブルの下にも4箇所に
大きめの送風ファンがついているものの、どこまで効果があるのかは微妙なところだ。
トロロッソ 本家レッドブルとは違ってトラス組みのシンプルなピットウォールだが、暑さ対策はきちんととられている。
天井後方に4つの
サーキュレーターを装備。角度が変わるカッコいいモデルだ。
デスクの上にはもちろん、
レッドブルとミネラルウォーターがスタッフの手によって事前に並べられている。
ケータハム
ケータハムは
何もなし! 上方についているファンは内部装置の冷却用で、人間の冷却用ではない。マレーシアのチームだけに暑さに強いから、ということではないと思うが……。
マルシア
マルシアは
マクラーレンに似たタイプの送風装置を装備している。正面の無線装置の横に、白い空気の吹き出し口がある。
(text and photo by Mineoki YONEYA)