ページの先頭です。本文を読み飛ばして、このサイトのメニューなどを読む

 
【CHN金曜分析レポート】

ロングラン優位はレッドブルとロータス

2013-4-12 19:16


 中国GP金曜日でトップタイムを飾ったのはニコ・ロズベルグとフェリペ・マッサだったが、今回の決勝でも重要になりそうなロングランでは全く異なる結果が出ている。

 ロングランでゼロデグラ、つまり燃料が軽くなっただけ速くなっていくペース推移を見せていたのは、レッドブル(マーク・ウェバー)とロータス(ロマン・グロージャン)だ。今回は路面コンディションが良くなかったこと、さらにはテスト項目が少なくなかったことから、各ドライバーで別々のプログラムをこなしているチームが多い。片方のドライバーだけがロングランを担当したチームも少なくない。

 例えば、ルイス・ハミルトンはマレーシアGPで問題になった燃料セーブのための走行方法を様々なマッピング、様々な走り方で試していた。

 金曜の段階では燃料搭載量が分からないとはいえ、決勝は上記の2チームが2回ストップに挑戦してくる可能性がある。予選から決勝まで完全にドライ路面で行なわれるのは今シーズン初の展開になるだけに、それがどんな結果になるのか、シーズンの行方が見えてくるかもしれない。

(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)


ページの終端です。ページの先頭に戻る