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【CHN日曜分析レポート】

アロンソが圧倒的なペースで今季初優勝

2013-4-14 20:59


 4月14日、中国GP決勝はフェルナンド・アロンソが優勝を飾った。今季初優勝であり、昨年ドイツGP以来の優勝となる。

 予選では圧倒的な速さを誇ったメルセデスAMGのルイス・ハミルトンだったが、決勝のロングランペースではやはりロータスやフェラーリには敵わなかった。ハミルトン自身も「全体的なペースが劣っていた。マシンには改善すべき点がまだいくつもあるけど、どこでタイムを失っているのかはわからない」と認めている。



 ハミルトンは第1スティントではリードしたがタイヤのタレは他車よりも速く、早めのピットインがアダとなってアロンソの逆転を許す結果となった。その一方でキミ・ライコネンがトラフィックに抑え込まれたことと、セルジオ・ペレスとの接触でフロントウイングとノーズを壊したこともあって、そこから先はアロンソの独擅場となった。ライコネンにとってみれば、スタート加速がきちんと機能してハミルトンの後方に着けていれば、優勝のチャンスも充分にあったはずだ。

 ミディアムタイヤでスタートしたジェンソン・バトンは、当初から2回ストップ作戦の予定。タイヤは彼らの想定通りに機能し、バトンは完璧な2回ストップを果たして5位でフィニッシュ。しかし同じくミディアムでスタートしたセバスチャン・フェッテルは早めにピットインをしてハイペースで飛ばして3回ストップ。最後はハミルトンに追いすがったが、ピットストップでのミスもあって秒差で届かず4位に終わった。



(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)


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