中東の島国バーレーンは、日本にはあまり馴染みもなく、F1でもなければ行く機会のなさそうな国。フライトも数は決して多くなく、中東系の航空会社が中心になる。日本からはエミレーツやエティハドなどが便利だろう。ドゥバイからは1時間のフライトだ。もしくは、ヨーロッパを経由して飛ぶという手もある。
首都マナマの街は、決して華やかとは言えないが、普通に生活のできるレベル。反政府運動も落ち着きを見せ、街は平静を取り戻している。
サーキットまではクルマで40分ほどの距離で、チケット購入者が利用できるシャトルバスが運行されている。しかしサーキットへのアクセスは決して良いとは言えないだろう。
気温も40度近くになり、非常に暑い。直射日光の強さも過酷で、体感温度は路面温度と同じく50度と言うべきだろう。
渡航に関する勧告もなくなっているためヨーロッパから観戦に訪れるファンも少なくないが、観戦のついでに観光するような場所もほとんどないため、あまりオススメはできないレースと言わざるをえない。
【現地直送フォトギャラリー】●
2012年バーレーンGP - パドック ●
2012年バーレーンGP - F1ビレッジ●
2012年バーレーンGP - ビューティー●
2012年バーレーンGP - 番外編(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2, Mineoki YONEYA)