バーレーンGPで今季2勝目を挙げた
セバスチャン・フェッテルは、開幕3戦までとは
異なるアプローチで決勝に臨んだことが勝因だったと振り返った。
中国GPまではいずれも、前走車がいた場合には3秒のギャップを置いてタイヤを痛めないように注意しながら走行し、ピットストップでの逆転チャンスを待つという戦略を採っていた。だがそれが裏目に出てきたことから、フェッテルはバーレーンGPではアグレッシブなアプローチを採ったのだ。
「今日は、スタート直後に少しでもチャンスがあれば、
絶対にそれをものにしてトップに立たなきゃと思っていたんだ。そうすればタイヤをいたわることができるからね。誰かにスタックすればタイヤのタレに大きな影響を及ぼすことにもなる」
「そのためには
クリーンエアで走りたかったし
序盤にプッシュしてニコを抜き去ったんだ。おかげでレース中盤以降は自分たちのペースで気持ち良く走ることができた。今日は僕らの戦略が期待通りに機能してくれた」
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『週刊F1LIFE』vol.6 [バーレーンGP速報]
- 著者:
- F1LIFE
- 発行日:
- 2013年4月23日
- ページ数:
- 44
- データ形式:
- PDF(PC、iPad/iPhone、Android対応)
- データサイズ:
- 30.5MB
ダウンロード価格(税込):¥210円
(text by Mineoki YONEYA / photo by Red Bull)