
5月10日、第5戦スペインGPのフリー走行が始まった。FP-1で上位を占めたのは
フェラーリだったが、FP-2では
セバスチャン・フェッテルがトップタイムを記録した。しかしフェラーリ、ロータスも僅差で背後につけている。
FP-1は朝方の雨によりダンプ路面でスタート。後半になると路面は乾いていき、最後はドライ路面となって刻々とタイムが上がっていく中でのフェラーリ1-2だった。
午後は完全にドライでのセッション。各車とも新型ハードタイヤを含めたタイヤのデータ収集のためのロングランを行なった。
ヨーロッパラウンド開幕とはいえ、上位勢はマシンに開発の余地はほとんどなく、アップデートもさほど大きくはない。新型ハードタイヤもさほど影響を与えるほどの変更ではなかったようだ。


(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)