第8戦イギリスGPの舞台
シルバーストン・サーキットを、昨年の勝者
マーク・ウェバーに解説してもらった。
「シルバーストンは
高速で流れるようなレイアウトで、古くからの伝統のサーキットだね。ドライバーにとっては
ドライビングの正確さが求められる非常に厳しいサーキットで、マシンにとっても同じことが言える。
マシン性能の限界まで攻めることができるし、まさにF1ドライバーだっていう感覚が味わえるんだ」
「2010年にレイアウトが変わったけど、
良い部分は全て残されていて、コプス、ベケッツなどの旧第1セクターは変わっていなくてすごく速い。鈴鹿に似ているけど、鈴鹿はもっとタイトだし流れが違う。ブリッジコーナーが残っていれば言うことなしだったけど、それでもドライバーにとってチャレンジングで、とても良いサーキットだよ」
「僕にとっては
1995年に
フォーミュラ・フォードで初優勝して以来、ゲンの良いサーキットなんだ。もうずいぶん前のことだし、自分の年がバレるのはイヤだけどね(苦笑)」
(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)