イギリスGPの週末を迎えた
シルバーストン・サーキットの、コース上の様子をチェックしておこう。
まず
路面は非常にスムーズ。舗装されてからそんなに年月が経っていないこともあって、石の間の構造材が摩耗しておらず、表面が
フラットで粗くない。
縁石は、高速コーナーには非常に段差の小さいフラットなものが設置されている。しかしターン2などにはインカットを防止するための小さな
ソーセージが点々と設置されており、注意が必要だ。
ターン3のような
低速コーナーには縁石のさらに内側に
大型のソーセージが設置されている。ここをヒットするとサスペンションを壊すこともあり、アプローチには注意を払わなければならない。
2010年に造成された第1セクターの
ランオフエリアはターマックが多いが、それでもシルバーストンには旧来の
グラベルも多く残っており、コースオフの代償が大きくなることもある。ドライバーにとってはいろんな意味でチャレンジングなサーキットだと言うべきだろう。
(text and photo by Mineoki YONEYA)