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ドライバーの安全性の確保が第一

ドイツGPには昨年型タイヤを投入?

2013-7-1 3:45


 来週のドイツGPに向け、タイヤのバースト問題が深刻な事態となっている。

 ドライバーたちは今回のバースト多発について「受け容れがたい」と口を揃え、フェリペ・マッサはバーストの前に縁石をヒットしていないことを明言した上で、次のように述べている。

「ドライバーの安全を第一に考えてもらう必要がある。とても危険だ。ドライバーはもちろん全員が不満だろう。ニュルブルクリンクで話し合うことになるだろう」

 今井弘エンジニアも「安全性の確保は最低条件です。変更を加えるよりもまず、話し合いの場を持つことが必要だと思います」と話す。

 レッドブルのクリスチャン・ホーナーは「非常に重大な問題だ。ロジカルな選択肢は、実績のある去年型タイヤを使用するということではないだろうか。去年はこんなトラブルはなかったわけだからね」としている。

 次戦までのインターバルの短さから、ドイツGPで使用するタイヤに設計上の変更を施すことは難しいと思われる。ピレリと各チームがどのような対策に行き着くのか、注目が集まる。

 バースト問題の詳細、各関係者のさらなるコメントは7月2日配信予定の『週刊F1LIFE』vol.13にて。

(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)


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