FIAは7月1日、イギリスGPでの
タイヤバースト事故を受けて、対策に乗り出した。
一部のチームから提案があったように、7月17日〜19日の
若手ドライバーテストに
レギュラードライバーの参加を許可し、有益な対策テストとすることを決めた。テストが4日間に延長される可能性もあるという。
これを可能にするために、
スポーティングレギュレーションを改訂。また、全チームの
合意なしにタイヤスペックの
変更も可能にするためにテクニカルレギュレーションにも変更を加えることを決めた。
FIA会長の
ジャン・トッドは「我々が最優先とするのはF1に関わる全ての者の安全であり、シルバーストンでの事故はドライバーの安全を脅かすものだった。そのため、この問題を解決するためのタイヤ開発を目的として各ドライバーの若手ドライバー参加を許可することとした」と述べている。
(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)