ドイツGPの週末を迎えた
ニュルブルクリンクの、コース上の様子をチェックしておこう。
まず
路面は非常にスムーズ。前回の2011年の開催時からサーキットには何も変更が加えられていない。表面は適度に摩耗しており、ざらざら感はない。
縁石は、シルバーストンよりもよほど高くてエッジの立ったもの。ターン1のイン側は下りの段差もあり、ショートカット防止のためのボラードもある。
さらに、
ターン1出口には同じように切り立った縁石に加えて、段差とコンクリートの編み目、排水溝やマンホールまである。ここは立ち上がりでアウト側にはらみやすい場所だけに、注意が必要だろう。
ランオフエリアはまだまだグリーンが多く、芝生の量が充分でなく泥がむき出しの箇所もある。今週末は好天が続くようなので問題ないだろうが、雨が降って地面が緩めばコースオフ時のダメージも大きくなるかもしれない。
(text and photo by Mineoki YONEYA)