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ドイツGP金曜レポート

メルセデスAMGとレッドブルがリード

2013-7-6 1:06


 7月5日、ニュルブルクリンクでドイツGPのフリー走行が行なわれ、FP-1はルイス・ハミルトン、FP-2はセバスチャン・フェッテルがトップタイムを記録した。

 今回のみの特別措置として投入された新型タイヤに注目が集まる中、全車とも特に大きなトラブルはなく1日のセッションを終えている。FP-1でECUトラブルに見舞われたフェルナンド・アロンソも、午後はしっかりと走り込みロスはほとんどなかったようだ。



 午後のセッションではマーク・ウェバーが25周ものロングランをほぼデグラデーション無しでこなしたように、ミディアムタイヤにはタレがほとんど見られなかった。しかしソフトタイヤは5周で1秒もタイムが低下するほどの激しいデグラデーション。これはグレイニングによるもので、路面コンディションが寒かったために起きたものだ。暖かくなる土曜日以降にはデグラデーションも小さくなるものと予想されている。

 ターン1や15でフロントタイヤのロックが続発したのも、バンピーな路面に加えて、タイヤ温度が充分に上がらなかったことに原因があった。ベストタイムは計測2周目、またはスローダウンラップを挟んで3周目に出ている。

 ピレリは決勝は2回ストップになるだろうと予想しており、ソフトで予選を走って第1スティントを走り、それ以降はハードでつなぐ戦略が定石になるだろう。コンディションが暖かくなる土曜日以降にタイヤをどのように使いこなせるかが勝負を分けることになる。現時点では速さの面でメルセデスAMGとレッドブルが一歩リードしていることは間違いなさそうだ。





(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)


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