アメリカ合衆国のニュース専門放送局
CNNが
ウイリアムズF1チームをフィーチャーした特別番組を制作している。番組内では
シミュレーターの様子も公開されている。
公開されているのは、
『F1のエアロダイナミクス』と題した5分間の番組だ。
【CNN.com International - The aerodynamics of F1】http://edition.cnn.com/video/?/video/sports/2013/08/05/spc-aom-macfarlane-formula-one.cnn 映像はまずザウバーの風洞実験の様子から始まり、ダウンフォースとは何かをウイリアムズの
シェビ・プホラル(チーフレースエンジニア)が説明、後半(3:10〜)ではドラッグの実態を知るためにDRSの効果を見る。ここでは
バルテリ・ボッタスが登場し、ウイリアムズのシミュレーターの模様が収録されている。
トップチームに比べて
シンプルな構造で、筐体はモノコックの一部だけ。映像もやや解像度が粗く、ドライバーは立体的に見える3Dグラスをかけてドライビングしているようだ。
シミュレーター上ではDRSをオンにすることで最高速が5km/hほどしか伸びていないようだが、プホラルは「このコンフィギュレーションではその程度だが、実戦仕様ではもっと伸びることもある」としている。DRSの効果は実際には10〜15km/h程度だ。
(text by Mineoki YONEYA / photo by CNN)