シンガポールGP主催者さんのご厚意で、シンガポールGPのパドッククラブを体験させて頂くことになりました。パスだってこんな素敵なプラスチック製で綺麗にパッケージングされています。もちろんピポッと電子ゲートを通って中へ。
すると、そこはもうめくるめくの世界です。入ってすぐにBARがあり、MUMMのシャンパンでもなんでもお好きなだけどうぞ。
他グランプリのパドッククラブでは少しラウンジがある程度なのですが、ここシンガポールGPは違います。LIFESTYLEガーデンとよばれる広場があり、午後3時から深夜12時まで営業。ステージでは生演奏が行なわれ、ローカルフードや落ち着いたBARラウンジ、名前入りの扇子を手描きで作ってくれるサービス、ESPAのマッサージなど、ゆったりと時間を楽しむことができます。もちろんピットウォークの時間もあり。
食事は各チームやシンガポールGPなどそれぞれが用意するSUITEでの自分の席でのディナーだけでなく、シンガポールGPパドッククラブのためだけに特別に用意されたレストランでも好きな時に好きなだけ頂くことができます。
それもミシュラン3つ星のフレンチ『ジャン・ジョルジュ』や、日本だけでなく世界中でお馴染みの高級日本料理『NOBU』などが出店。ニューヨークやロンドン、東京のお店そのままのハイクオリティな食事が、このパドッククラブでも楽しめるなんて、信じられません。
通常のパドッククラブのパスというのは、3日間で約50万円。一方このシンガポールGPのパドッククラブはやや特殊で、シンガポールGP主催者が取り仕切っていて3日間8500シンガポールドル(約70万円)。それでも、これだけの他グランプリとの充実度の差を見れば、その差額にも納得というもの。シンガポールGPがアジア圏だけでなく世界的に人気ナンバーワンのパドッククラブとなっている理由がよ〜く分かりました。本当にオススメのパドッククラブです。
(text and photo by Mineoki YONEYA)