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【韓国GP金曜レポート】

今週末は2強対決、2ストップのレースか?

2013-10-4 19:44


 コリア・インターナショナル・サーキットの初日は路面がダスティなだけに、タイヤのデータを読むのは難しい。しかし決勝はドライなら2ストップになりそうだ。

「路面はダスティ、インプルーブが大きくて、右フロントにグレイニングが出るという、いつも通りの初日だよ」

 ピレリのポール・ヘンベリーはそう総括した。

「まだ路面がインプルーブして行くだろうから明日の様子を見なければならないが、スーパーソフトは15周、ミディアムは25周ほどの走行が可能だ。おそらく2ストップのレースになるだろう」



  FP-2のロングランを見ると、レッドブルはフェッテルがSSで14周をほぼデグラデーションなしの走行。ウェバーはミディアムでこれもデグラデーションはほとんどない。レッドブルはロングランに不安はなさそうだ。

 一方フェラーリはアロンソがSSで14周を走っているもののデグラデーションはレッドブルに比べて大きい。だがマッサのMは良好なペース安定性を示している。

 メルセデスAMGはロズベルグはほとんどデグラのない走りを見せている。ハミルトンもややバラツキがあるものの、Mは良好、しかしSSは安定したタイムを残していない。ロータスはライコネンが14周のロングランを安定したペースでこなしているが、レッドブルよりはややデグラが大きい。

 まだ路面コンディションが変わる可能性が高く、金曜時点のデータから分析するのは難しいが、レッドブル優位の状況は確実。しかし今週末はメルセデスAMGもこれに対抗するだけの速さと安定性がありそうだ。

(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)


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