鈴鹿にザウバーのチームウェアに身を固めて登場したのは、佐藤公哉。「ヨネヤさん!」と声を掛けられても、一瞬誰だか分からなかったくらい(笑)。見違えますね。
ザウバーのオフィシャルフォトグラファーがいたので、ピット前で写真を撮ってもらいなよと言って撮影していたら、続々と報道陣が集まってきて、あっという間に取り囲まれてしまいました。注目度高し!
「ガンバレ、カムイ!」が口癖で日本びいきのハンガリーのTV局も、「ガンバレ、キミヤ!」を覚えてキミヤウォッチング。
一応ヘルメットは持参したという公哉選手。スーパーライセンスも取得済みなので、レギュラー陣に何かがあれば本当に出場の可能性もあります。
「初めてのF1のパドックで、全てがゴージャスで感動してます。7月のテストまでは今年中にF1と関係を持てるなんて想像もしてなかったけど、全く違う世界を体験して、いろいろ成長したいと思っています」
「FP-1で走れるかなとかちょっと期待もしたけど、9分9厘ないでしょうね。でも最初が鈴鹿だと危ないし、もっと走りやすいところの方が良いでしょうね。まだ皆さまにお見せするには足りないですよ」
「F1への道のりはまだまだ遠いと思っています。ドライビング面でもまだまだ詰めなきゃならない部分がある。F1に行くにはタイミングや運もある。ただ、チャンスが巡って来た時に掴める場所にいたい」
「チャンピオンになりたいとか漠然とした目標ではなくて、F1で長く成功を収めたいと思っています」
(text and photo by Mineoki YONEYA)