F1の予選セッションの後、ブッダ・インターナショナル・サーキットではサポートレースのMRF2000のレース1が行なわれました。ウインターシリーズとして行なわれるこのMRFチャレンジの開幕戦です。
日本から参戦している陣川雄大選手は5番グリッド、道見真也選手は8番グリッドからのスタート。シャルル・ピックの弟でフォーミュラ・ルノー3.5に参戦しているアルトゥール・ピックや、GP3でタイトル争いをして7月にマルシアF1のテストもしたティオ・エリナスなど、ヨーロッパからの強豪がひしめく中でのレースです。
スタートで好加速を見せた陣川選手は、ターン1までに一気に3番手まで浮上。このシリーズにエンジンを供給しているルノーの強力な後ろ盾をもつピックや、マルシアのサポートを得ているエリナスにピッタリと付いていき、最後までそのポジションを守って3位でフィニッシュ!
陣川選手、いきなり表彰台に上ってくれました。昨年から使われている新型F1表彰台に、インドでも日の丸が掲げられました。道見選手はスタートでストールしかかってしまったのですが、最後尾から追い上げて見事に8位入賞。
レース2は日曜日の午前中にトップ6台のリバースグリッドで行なわれます。
(text and photo by Mineoki YONEYA)