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【USA金曜レポート】

霧で順延・短縮も、レッドブル勢が1-2発進

2013-11-16 9:24


 11月15日、USGP金曜フリー走行が行なわれた。

 オースティン郊外のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ周辺は朝から霧に包まれ、視界不良でメディカルヘリが飛べないため午前9時開始予定だったFP-1は開始が遅れることとなった。10分ごとのディレイの末に9時40分にセッションが開始されたが、メディカルヘリにトラブルが発生し代替機の飛来を待つこととなったため、9時55分に再び赤旗中断。ヘリが着陸した10時28分にようやくセッションは再開されたものの、9時40分時点で予定していた1時間の走行はできず、11時にセッション終了とされた。

 実質的に47分間のセッションとなったFP-1でトップタイムを記録したのはフェルナンド・アロンソだが、路面はまだダスティで、この結果に大きな意味はない。各ドライバーともグリップ不足とアンダーステアを訴えている。



 FP-2は予定通り午後1時に始まり、各車はハードタイヤでのセットアップ確認の後にミディアムタイヤでタイムアタック。その後ハードもしくはミディアムでロングランを行なった。気温は25度、路面温度は31度まで上がり、路面のグリップレベルも向上。上々のコンディションでデータ収集が進められた。

 午後のセッションではレッドブル勢が1-2タイムを記録し、3位・4位にはメルセデスAMG勢が続く。背中の手術を受けるキミ・ライコネンに代わって残り2戦で急きょ参戦することとなったヘイキ・コバライネンは、発のE21ドライブながら僚友ロマン・グロージャンと同等の走りを見せ5番手タイムを記録した。6位には準地元のエステバン・グティエレス、7位には同じくザウバーのニコ・ヒュルケンベルグがつけている。



 FP-1終了直前にロドルフォ・ゴンザレスがエンジントラブルでストップ、FP-2ではやはり終了直前にマックス・チルトンがブレーキトラブルでスピンしてストップした以外に大きなアクシデントはなかった。しかし逆バンクのついているターン19などではアンダーステアに苦しんでコースを飛び出すマシンも多数。さらにはターン1や15などでタイヤをロックさせる場面も多数見られた。





(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)


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