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【BRA金曜レポート】ロズベルグがトップタイム

ウエットでプロトタイヤテストができず

2013-11-23 5:57


 11月22日、ブラジルGPの金曜フリー走行セッションが行なわれたが、朝から雨が断続的に降り続くコンディションで、ピレリが投入した2014年型プロトタイプタイヤをドライコンディションで試すことはできなかった。

 FP-1はウエットコンディションでスタートし、各車はウエットタイヤで走行。しかしクラッシュのリスクを回避するためにも、ウエットタイヤをセーブするためにも、走行を控えるドライバーも少なくない。

 フェッテルはウエット路面にもかかわらず、ピレリが金曜日に持ち込んだ2014年向けのプロトタイプタイヤを試し、1周だけの走行ではあったが充分なデータを収集できたとチームはしている。

 セッション開始から1時間を過ぎたところで雨はやみ、各車はインターミディエイトでの走行を本格化させる。セッションの間にはルイス・ハミルトンやエステバン・グティエレスがスピンを喫したり、フェッテルがコースオフするなどの場面はあったものの、大きなアクシデントはなし。

 ロズベルグがトップタイム、2番手もハミルトンでメルセデスAMG勢が1-2タイムを記録した。



 昼休みの間に路面はラインドライの状態まで乾いたものの、FP-2の開始まで1時間を切ったところで再び雨が降りだし、またしてもウエットコンディションでセッションの開始を迎えた。

 午後はさらに水量が多く、ウエットタイヤでの走行。フェッテル、フェラーリなどは完全にウエットタイヤでの走行は行なわない構えを見せる。終了20分前の段階でようやくインターミディエイトでの走行が始まり、終了直前にロズベルグがトップタイムを記録。フェッテルは2番手、マーク・ウェバーは3番手となった。

 FP-2はFP-1よりもさらにタイヤをセーブするために走行を控えるチームが多く、特にマクラーレンの両ドライバーはそれぞれ6周・8周しか走行していないほか、上位勢も10周程度に留まっている。





(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)


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