昨年は日本人ドライバー不在のF1となってしまいましたが、2014年は?
ケータハムのドライバー発表は、ロータスの財政状況次第でチームがどちらに転ぶかも分からない状態のようなので、1月下旬までずれ込む可能性すらありますが、ギド・バン・デル・ガルデら資金力のあるドライバーと、ヘイキ・コバライネンら2013年F1の経験を持つドライバーにどれだけ対抗できるか……。
ただ、もしレースドライバーが不在になってしまったとしても、諦めるのはまだ早いでしょう。
2014年はFP-1の出走枠が拡大されます(各チーム4名まで走行可能)。タイヤもFP-1の最初の30分用の1セットが追加されます。
若手ドライバーにFP-1出走のチャンスを与えることもあるでしょうし、逆にレースシートに若手を起用したチームがデータどりのために経験あるドライバーをFP-1で走らせることもあるでしょう。
そういうところで力を見せ、チームからの信頼を獲得することで次に繋がる可能性もあります。
とにかく、日本のF1ファンは寂しい1年を過ごしてきましたから、2014年はどんなかたちであれ日本人ドライバーがF1で走る姿を見せてもらいたいですね。
(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)