F1界を辛口ファッションチェック！ あなたの参考にも！

　全世界の注目を集めるF1ドライバーたるもの、服装もバシッと決めていなければなりません。

　F1ドライバーの皆さんは、チームや個人スポンサーとの契約でユニフォームのシャツ、キャップなどの服装規定が細かく定められていて、公式の場では決まった格好をしなければなりません。とはいえ、それ以外のパンツやクツ、アクセサリーなどは自由。そこに彼らのファッションセンスが見え隠れするのです。

　これって、我々ファンがチームグッズを身に着けてサーキットへ観戦に行く時のファッションにも共通する部分が多い！ つまり、F1ドライバーの着こなしが参考になるのです。もちろん、普段着にもカジュアルなお出かけの着こなしにもバリバリ参考にしちゃってください！


【CASE-001】ニコ・ロズベルグさん（ドイツ・メルセデスGP所属）の場合


　F1界の貴公子、F1界のディカプリオことニコ・ロズベルグさん。

　モナコ生まれのモナコ育ちで、5カ国語もしゃべれて（フィンランド語はモグリらしいけど）、理数系の成績もバツグン……という、天が二物も三物も与えちゃっている彼は、ファッションセンスだって文句なしの王子様。

　チームシャツがシンプルなだけに、それ以外は黒を基調にシンプルかつシックにまとめています。黒の細身ジーンズに、黒のスニーカー、そしてここ数年流行っているオシャレストール（こちらではスカーフと呼びますが）も黒＆グレー。

　ストールのこのヒラヒラ具合と巻き方が、こなれた感じを演出してオシャレ上級者っぷりをアピールしています。ちなみにこういった巻物系、体調管理のためエアコンを極度に嫌うニコ様ゆえ、シンガポールやマレーシア、バーレーンなど暑くて室内のエアコンがきつめの所ではよく身に着けています。

　それから、あえて長袖シャツをセレクトして袖をまくってるのがキモ。これがミハ様みたいな短めの半袖で二の腕ぴっちぴちだったりすると、たちまちダサくなってしまうのです。腕まくりだから、ハリウッドセレブのオフっぽいゆったり感が出ているわけです。スニーカーがランニングシューズみたいなゴツいのじゃなくて、大人しめのカジュアル系なのもポイントです。ジーンズはもちろん腰ばきです。それもニコ様はかなりズラし気味です。

　それから、仕上げに胸元のネックレス。ストール前提で長めの首紐。こちらももちろん黒。そして先に銀色のスパークプラグみたいなトップがキラリ。腕時計とも合って、味付けになっています。

　最後にパスをポケットに突っ込んで、赤い紐だけ垂らして出来上がり。首から提げるなんてカッコワルイことはしません。だって、ニコ様ですから。

（text and photogprah by Mineoki Yoneya）


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　●キャップ（こちらはニコ・ロズベルグ仕様チームキャップ）
　●オシャレストール
　●ネックレス
　●ReiZ ビンテージレザーの革紐ネックレス
　●腕時計（Amazonでも人気商品！）
　●ブラックジーンズ
　●スニーカー

（※ニコ様が使用しているものと同一の商品ではなく、類似したアイテムをセレクトしています）