美麗写真でF1の魅力を伝えるフォトグラフィックブック『F1SCENE』の最新版が完成。8人の勝者が生まれ、数々のドラマが生まれた2012年シーズンを、美麗写真の数々で克明に描き出している。

2012 YEAR BOOKでは従来以上にドキュメンタリー色を強め、写真だけでなく美しいドキュメンタリー文、主要ドライバーのインタビュー、小林可夢偉のストーリーなども収録。

運命〜人は自ら未来を創造する〜
無限の可能性を信じて、前へ。
我が身を襲う混沌と苦難にも、彼らは己の運命を呪い立ち尽くすことを知らず
己を信じ抜くことによって自らの手で新たな未来を切り開いた。
この世界には無限の可能性が存在する。運命とは与えられるものではなく
無限の可能性の中から自ら掴み取るべきものなのだ。

運命に立ち向かい突き進む強さをテーマに、2012年シーズンを描き出す。

メインテーマ文：運命〜人は自ら未来を創造する〜

WINNERS 〜主役たち〜
混沌のシーズンは、実に8人もの勝者を生んだ。
だがそのいずれもが、前だけを見て歩き、
自らその運命を手に入れた主役たちだ。

セバスチャン・フェッテル、マーク・ウェバー、ジェンソン・バトン、ルイス・ハミルトン、フェルナンド・アロンソ、ニコ・ロズベルグ、キミ・ライコネン、パストール・マルドナド、ミハエル・シューマッハ

KEY OF THE DESTINY 〜運命の鍵〜
このシーズンは混沌によって支配された。
運命と呼ぶにはあまりにも気まぐれなドラマの数々。
その扉を開いた鍵とは何処にあったのか？

Weather、Double DRS、Pit Stop、Money、Tyre、Exhaust System、Crash、Failure

小林可夢偉 〜終わらない夢に向かって〜
「鈴鹿で表彰台に上れるとしたら、そういう運命やったんやなって思う」
小林可夢偉は、あの日本GPを前にそう言った。
その運命を掴み取るに相応しい努力をしてきたからだ。
可夢偉の夢に向けた挑戦はまだ続いている。
運命とは自ら切り開き、自分の手で掴み取るもの。
そのことを、彼は知っているのだから。

The 20 Dramas 〜戦いの記録〜
史上最多、20戦を数えた2012年のシーズン。
世界各地を転戦し数々のドラマを生んだ
20にわたる戦いの記録。


『F1SCENE』について
2004年、「写真だけが真実を語る」というコンセプトの元、F1フォトグラフィックブック『F1SCENE』は始まりました。
今までにない「写真だけで本当のF1を伝える」というスタイルが共感を得て、日本だけではなく欧州を中心とした世界でも発売されています。

本当に良い写真というものは言葉など必要ないのかもしれません。
言葉では表せないもの、映像のように通り過ぎないもの、それが人々のイマジネーションを呼び起こすのです。
「見たいもの」「見たい瞬間」というものはブラウン管には映らないのかもしれません。写真だからこそ「切り取ることができる」一瞬がそこにあるのです。