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【名車】マクラーレンM23、コンベンショナルゆえに超長寿に


2010-6-25 19:03
 1973年、マクラーレンはインディ500用マシンM16と71年からのM19CをベースにM23を作り上げた。ゴードン・コパックとジョン・バーナードによる設計で、ロータス72に強く影響を受けたウエッジシェイプのフォルムになった。前後サスペンションはM19Cから継承し、長いホイールベースを採用して操縦安定性に優れたコンベンショナルな仕上がりとなっていた。

 初年度1973年から3勝を挙げ、翌74年にはロータスから移籍してきたエマーソン・フィッティパルディが圧倒的な速さを見せてダブルタイトルをもたらした。カラーリングもこの年からマールボロ(3台のうち1台は依然としてヤードレイ)となった。

 75年には前後ウイングを大型化し、フロントサスペンションをベラミーリンク式からロッキングアームに変更し、ホイールベースもさらに延長。サイドポッドの形状変更なども進められた。76年には14kgもの軽量化を果たし、さらにホイールベース延長。ジェームス・ハントがタイトルを獲得した。

 77年に用意されたM26の熟成が進まず、この年もM23が併用され、翌78年も一部のカスタマーチームが使用するなど、計16勝を挙げたM23は長きにわたって活躍することとなった。この記事の詳細ページはこちら

(text by Mineoki Yoneya)


 マクラーレンM23の注目のポイントはこちらです。

●1973年から78年まで使用、計16勝を挙げた超長寿マシン
●エマーソン・フィッティパルディ、ジェームス・ハントが王者に
●マクラーレンの代名詞ともなったマールボロカラーの最初期版
●ロッキングアーム式に変更された後のフロントサスペンション
●アルミモノコックの輝きが美しいコクピット
●珍しい左右分割式のエンジン吸気ボックス
●いかにも70年代といった、後退角のついた巨大リアウイング

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<<商品の詳細>>
著者:La Vie Creative
車名:マクラーレンM23
レース:2010年第1戦バーレーンGP
ページ数:39
ファイルサイズ:22.8MB
商品番号:ITEM2010-0018
価格:210円(税込み)

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