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F1の世界は一挙手一投足が戦いの場。優れたドライバーたちが、知力、体力、運、魅力、野心、年齢等々、持てる力を振り絞って王座を目指します。他にも資金、チームの士気、ファンの応援、武器となるマシンなんかも、重要なパラメーターですね。
特にここ数年は、戦国時代さながらのドラマを繰り広げながら、トップドライバーたちがしのぎを削っています。それはまさしく群雄割拠の時代。
……なんてことは、長く観ているかたはご存知の通りなのですが、
観はじめのころはなんとなくイメージしづらいもの。
トップページで更新される戦国F1グランプリでは、F1LIFE管理人Balaclavarが、独断と偏見で2010年のF1ドライバーを戦国武将にたとえて表現しています。
もとはといえば、プチ歴史好きのBalaclavarが雑談中に「フェッテルは織田信長、ってことはウェバーは明智か。嫌われ具合やチームの士気からいってハマってるかも? このまま勝ちそうだし……。それからバトンは愛の兜で、ライバルが伊達のハミルトン……」なんて暴走したのが始まりです。
歴史好きもそうでないかたも、ハマっているかハマっていないか、ぜひ楽しんでください!
道端ジェシカと恋仲の2009年王者。
堅実な戦が持ち味の、洗練された武将。
バトンゲートなる過去があるものの、意外なことに好人物らしい。
モデルは「愛」の兜をかぶせたかったため、直江兼続。
史実では伊達ハミルトンとは不仲だが、今のところ表立った動きはない。
天性のスピードを備えた武将。
父親とロン・デニスの下で実力を蓄え、デビューとともに一気に開花した。
しかしながら当時組んだ武将が、フェルナンド家康という強者だったため身内での争いとなり、当時の赤馬国、キミ謙信に王者の座を奪われる形となった。
圧倒的な力を見せる部分と、あっけない脆さをかかえる。
本年度の天下獲りにも、冷静さが必要か。
モデルは伊達政宗。
かつてF1界を震え上がらせた独逸の虎が、銀矢国から復活。ふたたび天下統一に挑む。
しかしたとえ途中で再引退しても、その真相は3年間隠されるとか。しかるにこの復活は3年計画とされている。
巷ではすでに影武者と入れ替わっているとの噂もあり、そういえばシワが増えたかも? あごのカーブもゆるくなったような? あいや、そもそも全盛期から「からくり人形説」もあったわけで、量産型やもしれませぬな、との声も。
真価発揮は2011年か?
モデルは武田信玄
未来のチャンピオンとの呼び声高い、若手随一の猛将。
天才肌で勝負強く、華のある武将のため、赤牛国内での人気も高い。
まだ若さが出る面もあり、その時は吉法師モードか。
モデルは織田信長。
これまでは予選番長と呼ばれていた、いぶし銀の古強者。
皮肉屋で歯に衣着せぬもの言いから、若干損している部分も?
今年は思わぬ? 展開で、己が持った野望を実現せんと、赤牛国内の織田・フェッテルと戦う。
モデルは明智光秀。
戦国F1開幕当初はフェルナンド家康に対抗する気旺盛で、名前も浅井長マッサだったのだが、11戦独逸合戦でフェルナンド家康の家臣となり、本多マッサ信に改める。その後は文治派らしく忠実な働きをしていた。
また天下分け目の決戦に遅参してしまい、フェルナンド家康をサポートできなかったことは悔まれる。しかし彼の赤馬国に対する貢献は高く、マッサ信の我慢なくしてフェルナンド家康は流れさえも掴めなかったともいえる。
モデルは本多正信。
スピードと知性を備えた、現在実力筆頭の武将。
流れが来るまではじっと耐えてチームを強化、ひとたび好機と見るや一気に勝負に出る、天下の流れを捉えられる実力を持つ。
モデルは徳川家康。
実力の劣るマシンでも、性能以上の走りを見せ、確実に結果を持ち帰る猛将。
もっといい体制を得たら……、と思わせる一方で、劣勢を覆す姿が似合う武将。
モデルは島左近。
武装はまだまだだが、ここ一番の勝負強さで目立つ目立つ。
今年参戦1年目の新人のため木下姓だが、羽柴可夢偉でもいいくらいの活躍ぶり。
途中参戦の古強者、ニック昌幸との競争が下克上の鍵となるか。
モデルは木下藤吉郎秀吉。
謎の毛の生える薬を売り歩いてもいるらしい?