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【F1紀行】南半球の明るいグランプリ!(オーストラリア編)


2011-1-5 12:00
 オーストラリアは観光地として認知もされているので、イメージは良いですよね。実際、3月のメルボルンは気候もとても良いし、大きな街からすぐそこにあるサーキットなのに緑が豊かでのんびりしてるし、日本から来ているファンの方もたくさんお見かけします。


アクセス
 日本からメルボルン空港への直行便は、カンタス航空のみ。JALで買っても運行はカンタスです。

 スターアライアンス系ならシンガポール航空(シンガポール経由)かタイ航空(バンコク経由)、スカイチーム系なら大韓航空(ソウル経由)。LCC(格安航空会社)のジェットスターも飛んでますが、ゴールドコーストなどで乗り継ぎになっちゃいます。

 お値段はどこを使ってもエコノミーなら10万円程度でしょうか。オーストラリアまでの直行なら12時間ほど、東南アジア乗り継ぎなら7時間+7時間くらい。思ったほど近くはないです(笑)。

 あ、オーストラリアは事前にネットでビザ申請(ESTA)をしておかなければならないので要注意。オンラインで申し込むだけでOKです。あと、動植物の持ち込みが禁止されていて、入国時の検疫や税関は結構キビシイので、それも要注意。ヘンなものは持っていかないようにした方が吉です。知人のジャーナリストで、スーツケースの裏地からコンピュータの中身まで調べられた人がいますから(笑)。

 サーキットまでのアクセスは非常に良いです。レース週末はアルバとパークのメインゲート前に着くトラム(路面電車)が無料です。街から歩いても2km程度なので、ピクニック気分で良いかも。タクシーに乗っても10〜15豪ドルくらいです。


宿泊
 ホテルは最悪! あれだけ街中にホテルがたくさんあるのに、どこもバカ高い!!(怒) 1泊50ドルくらいだろみたいなホテルでも週末セットで8〜10万円とか。しかし、こればっかりはどうしようもないですね……。

 空港周辺のホテルから電車+トラムで通うか、もうちょっと街に近い郊外の安いモーテルからタクシーか。


気候
 気候はとても良いです!(去年はちょっと曇り空が多くて寒いくらいでしたが……) 南半球なので季節は日本の真逆。3月は夏から秋にかけての時期で、強い陽射しがさんさんと降り注いで、ちょっと暑いな〜くらいの感じ。陽射しはかなり強いし紫外線がガンガンなので、サングラスはお忘れなく!



 オーストラリアはとにかくシーフード! ロブスターやカキが新鮮でなおかつ安くて美味しいです。

 あと、オーストラリアでしか食べられない、ワニやカンガルーの肉もぜひどうぞ。ワニは鶏肉ふう、カンガルーは牛肉ふうで、美味しいですよ。

 メルボルンの街中には何でもありますが、チャイナタウンには中華料理屋や東南アジア系のレストランが無数にありますし、街外れのリトルイタリーにはイタリアンも。和食屋「六羅里喜(むらさき)」さんはF1関係者御用達で、右京さんとか琢磨センシュ、虎之介センシュのサイン色紙なんてのもありますよ。


物価
 物価は日本よりちょっと安いくらいの感じ。少し前は豪ドルが安かったんですが、今はまた元に戻っちゃいましたし。ホテル以外は特に高いという感じもしないし、特別安いとも思わないし……という感じです(笑)。

 あ、でもオーストラリアGPはオリジナルグッズが抱負だから、資金はたくさん持って行きましょう(笑)。


観光
 オーストラリアと言えば大自然。でもメルボルン周辺ではいわゆる観光スポット的なものはあまりないので、どうせならレース週末以外にスケジュールを確保して観光を楽しんだ方がベターです。

 オーストラリアならコアラを抱っこしたいという方もいらっしゃると思いますが(笑)、メルボルンのあるビクトリア州は州法で規制が厳しいので、他州へ行った方が良いでしょう。ちなみにワタクシは西オーストラリア州のパースの動物園で抱っこしました(笑)。


ちょっとひとこと
 オーストラリアは良くも悪くもワイルドってゆうか、文化のベースはイギリスなんですけど、雰囲気はアメリカ、みたいな。英語の発音もワイルドですしね。

 メルボルンは人気が高いんですけど、その理由の1つはサーキット。有名な話ですが、パドック入り口の脇にファンのための出待ち場所があって、毎朝・夕にドライバーや関係者がみんなそこを通るので、サインが貰いやすい。ドライバーとの距離が近いんです。

 あと、サポートレースが豊富だったり、コンサートみたいなイベントもあったり、グランドスタンド裏やコース内側のブースも賑わってて、しかも芝生と湖の公園、っていうのが良いんですよね。オージーたちは陽気だから、すんごく楽しいし。

 あ、オーストラリアはブックメーカーが場内に出店してて、そこで優勝ドライバーやトップ10やらを予想して賭けることができます。現地観戦の際にはぜひ一度お試しあれ。もしかすると、ここでホテル代くらいは稼げるかも?


『F1 LIFE』オススメ度 ★★★☆☆
 そうですねぇ〜、メルボルンまでの飛行機とホテルの高さ以外はとても良いんで、高ポイントをあげたいんですが、ホテルは特に痛い(苦笑)。あとまぁ、どうせなら本場のヨーロッパの雰囲気を味わって頂きたいという思いもあるので、★は3つ。まぁ実質3.5個くらいあげても良いかな〜って気分ですけどね。


オーストラリア基礎データ
国名: オーストラリア
開催地: メルボルン
人口: 380万6000人
言語: 英語
時差: GTM+10時間(日本+2時間)
通貨: AUD(オーストラリア・ドル)
http://www.grandprix.com.au
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(text by Mineoki Yoneya / photographs by WRI2, Mineoki Yoneya)

 








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