モロに“東南アジア”って感じのイメージが強いマレーシアですが、色んな意味で日本からは非常に行きやすいレースのひとつ。是非とも楽しんじゃってください!
アクセス 日本からの直行便は、JALかマレーシア航空、そして今話題のエアアジアX。スターアライアンス系なら直行便はなくて、ANAかシンガポール航空(シンガポール経由)、タイ航空(バンコク経由)あたり。スカイチーム系なら大韓航空(ソウル経由)。
直行なら6時間半ほどで着きますし、エコノミーなら価格も10万円以下とリーズナブルです。
お勤めの方でも、週末を使って金曜夜発の月曜朝帰りみたいな強行軍で行くことも可能ですので、便利かも。
サーキットはクアラルンプール空港の近く。レース週末はそこからバスが出ています。クアラルンプールの街まではKLIAトランジットという特急電車で35分ほど。30分間隔で走っています。レース週末は3日間の電車とバスがセットになったお得なチケットも販売されています。まぁ、元々かなりお安いんですが。
ただし、エアアジアが発着する格安ターミナルは本ターミナルとはかなり離れていてかなり不便なので、要注意です。
宿泊 宿泊はクアラルンプール市街がオススメ。とにかく安く良いホテルに泊まれます。4ツ星の高級ホテルでも1泊6〜7000円程度。
KLIAトランジットが発着するKLセントラル駅から、モノレールで市内各所に行けます。まぁ、タクシーに乗っちゃっても市内なら300円くらいです。
あ、KL駅のタクシーカウンターでチケットを買えば大丈夫ですが、流しのタクシーに乗る場合は値段交渉しないとダメです。「10リンギット!」って強行に主張してください(笑)。
サーキット近辺にもいくつかホテルはあるのですが、ショボいわりには高いし、アクセス手段がクルマしかないので、あまりオススメはできません。
どうせならクアラルンプールの街を満喫しちゃってください。
気候 暑い。じっめじめ。
陽射しも強いんですが、とにかく湿度が高いのがツラい。ず〜っとシャワー浴びてるような気分です。
そしてほぼ毎日のようにスコールが来ます。昼過ぎとか夕方に、ドバーっと。道路が川のようになるくらい。
降ってきたらどこかお店に逃げ込みましょう。
この気候さえなければ良いんですけどねぇ。
食 マレーシアの食と言えば、ナシゴレン(チャーハン的なもの)に、ミーゴレン(焼きそば的なもの)に、サテー(焼き鳥的なもの)。基本的に中華料理っぽいですが、それを東南アジアっぽくした感じ。甘いのとか、辛いのとか。暑いせいか、辛いものが多いです。
人種が多いのと同じように、食もマレー系、中華系、インド系など多彩ですし、安っす〜い汚ったな〜い感じの屋台がズラ〜っと並んでいたりします。厨房の方は見ないようにして食べるのがベターです(苦笑)。
あとフルーツも豊富です。でも生水は飲まないように(笑)。飲み物のコップに入ってくる氷にも要注意です。かなりの確率でお腹を壊します(苦笑)。
クアラルンプールの街中にはマックやケンタもありますし、深夜までやってますんで、便利です。コンビニもそこかしこにあります。
物価 安いです。日本の3分の1以下? リーズナブルな予算でかなり楽しめると思います。
観光 クアラルンプール市内にはいろいろと見どころがあります。ペトロナスツインタワーとか、KLタワーとか。
ちょっと足を伸ばして、海リゾートに行ってみるのも良いでしょう。ランカウイとかペナンとか、いろいろあります。シンガポールに立ち寄ってみても良いし。
ちょっとひとこと クアラルンプールの街の中心ブキ・ビンタンは賑やかで楽しいです。
足裏マッサージ屋さんがいっぱいいたり、大道芸人さんがいたり。あと、中華街にもありますが、ブランド品のパチモノがいっぱい並んでいたり(笑)。くれぐれも、見て楽しむだけで、買わないようにしましょう。あと、どれくらい値切れるかとか。
『F1 LIFE』オススメ度 ★★★☆☆
暑ささえガマンできるなら、かなりオススメです。近い、安い、そして楽しい。3つ★あげても良いんじゃないでしょうか。暑いのが大丈夫な人なら、4つ★です。
マレーシア基礎データ国名: マレーシア
開催地: クアラルンプール
人口: 180 万9000人
言語: マレーシア語、英語
時差: GTM+7時間(日本-1時間)
通貨: MYR(リンギット)
http://malaysiangp.com.my/GoogleMapで表示(text by Mineoki Yoneya / photographs by WRI2, Mineoki Yoneya)