現地直送便でお届けした通り、『東京オートサロン』に行ってきました。
もちろん、F1関連の展示を見るために。ついでにモータースポーツ関連の展示も。
が、愕然としました。あの広い会場で、愕然。
F1がない! 探しても、探しても、見つからない!
こんな状態、数年間じゃ考えられなかったような気がするんですが。
撤退してしまった大メーカーたちはしょうがないとしても、今も供給を続けてるサプライヤーさんたちですら、F1というものをPRに使おうという意思があまり感じられない。
市販車や改造車を見に来る人たちには、F1というのを前面に出しても意味がないということなんでしょうか?
F1ファンとしてはあまり楽しくないけど、クルマ好きならすごく楽しいと思います。東京オートサロンは、モータースポーツファンのためのイベントじゃなくて、もう完全にクルマ好きのためのイベントになっちゃってるんですね。世の中全体的な環境志向のせいなんでしょうか。
イベント全体としては、ステージ上のショー的なものとかもバンバンやってるし、盛り上がってて景気良い感じはあるんですが、F1は全然無い。なぁ〜んか、ヤバい感じすらしましたね、いちF1ファンとしては。ど〜んとF1があるのはピレリさんぐらいだもの。
F1って、なんだかんだで結構、人を引きつけるパワーがあると思うんだけどなぁ。小学生相手に『F1の学校』でF1マシンを小学校の体育館に持って行ったときなんかにも、それは肌で感じたけどなぁ。
うん、改めてもっとがんばらないといけないなぁと思いました。
(text and photograph by Mineoki Yoneya)