前半部分のヤマ、リアまわりを組み立てます。まずざっくりと、全体像はこんな感じです。
初めて見るとサスアームどこ? と思いますよね。F104などモーター駆動のF1ラジコンの多くはTバー形式とよばれる足回りで、ローリングとピッチングを制御するのです。利点はシンプルで軽いわりに、多くの路面状況に対応できる事、そして耐久性が高いことでしょうか。もちろんデファレンシャルギヤも装備していて、調整具合でハンドリングも変化するんですよ。
デメリットはスケール感と防塵性かな? 数年前にダブルウィッシュボーン+プッシュロッドサスペンション、密閉タイプのギヤボックスを備えたF201という素晴らしいマシンがありましたが、整備性の面では手がかかったかな? 僕はメカいじりが好きなので平気でしたが……。今はバラバラなので、組み上がったらアップしますね。またスケール感も、ディスプレイ時には気になるかもしれませんが、走らせているとバッチリF1の雰囲気が出ているハズです。
ではリア周りの細かいところは後ほど。
(photo and text by alabulka)