9月21日、大型台風直撃の中をANA便でシンガポールへ。あまりにすごい風雨で交通機関はあちこちで麻痺しているし、飛行機も飛べないかと思いましたが、1時間半遅れで出発して、日付が変わった水曜深夜に到着しました。その日はもう空港からタクシーでホテルに直行して寝るだけ。ただ、ヨーロッパ時間に合わせるために明け方まで起きていなきゃいけないので、飛行機の遅れも特に問題にはならなかったかも。

　街のど真ん中で行なわれるレースだからアクセスは良好だし、ナイトレースだから昼間は遊んで夜にレースを見て、さらに有名ミュージシャンのコンサートまであって……というのは一般の観客のかただけのお話（苦笑）。我々は夜のセッションが終わった後、朝方まで仕事。明るくなってきた頃に寝て、昼過ぎに起きてサーキットへ。そんな夜型生活です。遊ぶヒマなんてほとんどありません。

　ホテルはサーキットのすぐ近くなので、マリーナベイ・エリアに直結する地下道でショッピングモールの中へ入り、エアコンの効いた中を歩いてそのままパドックへ。そこからは6〜8時間遅れで1日のスケジュールが始まり、仕事を終えてホテルへ帰るのは午前３時とか。もちろんモールは開いてないし、コース上を延々歩いて行くしかありません。もしくはタクシー。街中ならせいぜい5ドル（約300円）くらいで安くて良いんだけど、そもそもマリーナベイエリアは道路が大幅規制されているうえ、夜まで遊んでた人たちがいたりして、タクシーはなかなかつかまらないし、大変です。

　そんなこんなで、日曜のレース後はサーキットを後にしたのが午前7時。昨年は朝8時半のフライトで日本に帰りましたが、かなりバタバタになってしまうのは分かっていたので、今年はホテルを1泊余分に予約して月曜の深夜便で帰ることにしました。

　それでもシンガポールでのんびりできるわけでもなく、出発までホテルで仕事をこなし続けてるんですけどね……。

（text and photo by Mineoki Yoneya）

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世界中を旅するよねやんの旅日記。F1関係のネタを中心に、サーキット内外の様子をお伝えします。旅行好き、グルメ好き、飛行機好きな人も注目!?
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