今週は日本にいます。シンガポールから帰ってきて、東京と関西の半々です。

　この間に済ませなきゃいけなかったのが、ブラジル（上写真）のビザ取得。いつもなら夏休みの間に行くのですが、今年は開催が11月下旬で、ビザの有効期限は90日間なので、それだと間に合わない！

　というわけで、日本GP期間中に取りに行くしかなかったのです。パスポートを預けたまま帰ってこなかったら、海外のグランプリに行けませんからね！ 実際、ビザの取得には1週間くらいかかるので、レースとレースの間に行くのはリスキー過ぎます。

　自分で領事館に行って取得することもできますが、いつも混雑してて時間もかかるので、僕は顔なじみの旅行代理店さんにお任せしています。書類の作成や領事館とのやりとりなんかもやってくれますから。

　いろいろお話を伺うと、領事館もビザの発行が厳しくなってきているのだとか。どうも、ブラジル本国の景気が良くなって、ブラジルへ向かおうという人が増えているせいのようです。日本からはそんなに増えてはいないんでしょうが、世界的に見れば当然ブラジルのビジネスチャンスも拡大していてブラジルに進出しようという企業も少なくないわけで、そういった事情が影響しているのかもしれませんね。

　個人的には、「仕事でもなきゃわざわざ行きたかねぇ〜よ！」と言ってやりたいところですが（笑）。

　世界中ほとんどの国でほぼスルーパスで入国できて、世界最強と言われる日本のパスポートですが、F1開催国の中で観光でもビザが必要だったのはブラジルだけ。要するに外貨稼ぎ（発行手数料がこれまた高い！）でしょ？ だったらもっとスムーズに発行してくれれば文句も減るんですけどね……。バーレーンみたいに入国時に3000円くらい払えば発行とか（F1の時はそれも不要でしたが）。

　で、今年新たに加わったインド。なんと、ここもビザが必要なんですね。こうしてみれば、国のレベルというかなんというか、アレな感じが分かりますね……。

（text by Mineoki Yoneya / photo by Wri2, BIC）

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1年中F1を追いかけて世界中を転々としているよねやんが、世界各地の滞在地から近況とその街の様子をお届けします。様々な文化や海外生活の知識、世界中を旅するダイナミズムをお楽しみください。この知識が、あなたの暮らしやお仕事にも役立つかもしれません。
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