「鈴鹿はアップデートが来るから、マシンが良くなることを信じて、去年みたいに上手くいけばなと思ってます」(2011年 Rd.14 シンガポールGP直後)
待望の、そして今季最後のアップデートはシンガポールには間に合わず、ちょこまかとしたパーツの確認作業やエンジンマップなどが少し新しくなっただけ。しかし日本GPにはちゃんと届くはずということで、小林センシュの期待も大。
テクニカルディレクターのジェームス・キーがシンガポールGPをお休みして一生懸命仕上げたパーツは、彼ととともに鈴鹿に来ます。まぁ、ジェームスはこのアップデートの作業だけをやっていたわけではなく、来年のクルマの基礎開発も佳境に差し掛かっているということで、このアップデートが投入される日本GPには来るけど、その次の韓国は行くかどうか分からないとのこと。
そんな忙しさの中でもわざわざ日本に来るくらいだから、このアップデートにかける思いの大きさが分かります。ぜひ期待しましょう。
ちなみにシンガポールGPは予選であんなことになってしまったため目立ちませんでしたが、小林センシュいわく「1人で単独で走っていたら速かったし、クルマとしては悪くなかった」とのこと。セーフティカーが入った時に上手くやれていれば、フォースインディア勢の後ろで入賞争いができたはずです。
鈴鹿ではぜひともフォースインディアよりも前にいって、記憶にも記録にも残るレースをしてもらいたいですね。
(text by Mineoki Yoneya / photo by Wri2)
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個性的な言い回しで言いたい放題の小林可夢偉センシュの近況を、彼の“可夢偉語録”を中心にお届けします。普段は書けないことも多すぎる彼のコメントですが(苦笑)、ここでは“可夢偉語録”によっていつも以上に彼の素顔をお伝えできるのではないかと思います。
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