【Q】鈴鹿へ観戦に行きますが、どんなカメラがオススメですか？

【A】どんな写真を撮りたいかにもよりますが、せっかくのF1観戦ですから、綺麗な写真で残したいというのなら、1眼レフをオススメします。

　普通のいわゆるコンデジとは段違いの写真が撮れます。最近はオリンパスのPENとか、SONYのNEXとか、ミラーレスという小型のものが出ていますから、それでもかなり綺麗に撮れます。別にオリンパスの回し者じゃありませんが、PENはオートフォーカスが速いので、動きのあるものに強いし、ちょっと頑張れば走ってるクルマも撮れるかも。

　本格的に走ってるクルマを撮るなら、キヤノンやニコンの1眼レフに、望遠レンズですね。最低でも200mm、できれば300とか400mm位のレンズが必要ですね。プロの人たちは1本で100万円くらいする600mmの重〜いレンズを使っています（苦笑）。

　コンデジと1眼レフの何が違うかというと、撮像素子（つまりはフィルムみたいなもの）が大きいので、（画素数とは関係なく）そのぶん高画質で、ボケが大きくて綺麗に撮れるということ。それから、シャッターを押してから実際に撮影されるまでのタイムラグが小さいので、より自然に撮影することができます。これに慣れてしまうと、コンデジでは写真が撮れなくなってしまうくらいです。

　1眼レフにすると、本体が大きくて重いし、場合によっては交換用のレンズも増えたり、どうしても荷物が増えてしまいますが、それでもそれだけの価値のあるくらい、違う写真が撮れると思いますよ。


【Q】イタリアGPの現地直送便でフェラーリ型のステアリングコントローラーが紹介されていましたが、どこで買えますか？

【A】THRUSTMASTER社がモンツァで発表した『Ferrari F1 Wheel』ですね。僕も実際に遊ばせてもらいましたが、これは本当に良く出来ています。日本でもすでに販売されているT500 RSというモデルがベースになっていますが、ボタンやトリムがすべて再現されていてPCソフトを使ってすべて機能を割り振ることができたり、T500では根元に固定されているシフトパドルがF1と同じようにステアリング側にくっついたり、かなり素晴らしいです。

　発表会でも本物のステアリングと並べて「どっちが本物だか分かりますか？」とやったくらい、すごく高そうに見えましたが、ステアリング単体なら実はたったの149.99ユーロ。T500 RSを持っている人なら、ペダルを流用して、ステアリングだけバコッと差し替えてください、ということだそうです。

　日本ではまだ販売されていませんが、ヨーロッパではすでに9月下旬から販売されていて、英国のアマゾンでは129.99ポンドですね。PC、PS3に対応しています。
http://www.amazon.co.uk/Thrustmaster-Ferrari-F1-Add--Wheel/dp/B005L0Z2BG/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1317647235&sr=8-1

　ペダルもセットになったフルセットは、10月発売予定で、予価599ユーロ。そろそろ日本でも発売して欲しいところですね。arkさんやメッセサンオーさんで並行輸入してくれないかな……。

（text by Mineoki Yoneya / photo by Wri2, Mineoki Yoneya）

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