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【1】いまどこ 〜世界各地からのご挨拶〜(2011年11月第1週)


2011-11-9 6:00
 今週は日本にいます(月曜にはもう次の目的地へ向けて出国ですが……)。

 デリーは毎日30度くらいの陽気で、陽射しが強くそれ以上に暑い気分だったので、日本に戻ってきてもあまり暑いという感じはしません。が、11月に20度を超える日が続いているというのは異常ですね。

 インドからの帰国便が関西空港着だったので、数日間は関西にいたのですが、あちらよりも東京の方が暑さを感じます。というか、都市部が暑いのでしょうが……。

 電力供給のことを考えれば、暖冬になるのは歓迎すべきことかもしれません。が、アパレル業界にせよ家電業界にせよ、冬用のアイテムがなかなか捌けていかなくて大変そうです。こんなに暑くてシャツ1枚でも過ごせそうな日が続いてしまうと、なかなか冬用のコートを買おうという気分にはなりませんから。かくいう自分も、韓国へ行く前に買ったニットアウターを着る機会にまだ巡り逢えずにそのままになっていたり。

 ソウルはもう先月の時点で朝晩はかなりの冷え込みでしたが、東京はまだまだ。節電の影響で空調を控えめにしているところもありますが、店内や車内などは暖房が効きすぎていて暑くて仕方ないところもありますね。冬になって厚着をすると、外を歩いている時は良いものの、屋内に入った途端に汗びっしょり……ということもよくあります。ヨーロッパなどでは石造りの建物が多く屋内もさほど暖房を効かせていないせいもあって、ちょうど良い頃合いなのですが、日本はオイルヒーターなどではなくエアコンでガンガンやってしまうので、どうしても効き過ぎてしまいますね。

 そもそも東京などはヨーロッパと比べてもそれほど冷え込みが厳しいわけではないですから、ダウンジャケットなんかがあれば中はシャツ1枚でも充分なくらいです。屋内に入れば、エアコンで暑いくらいなので、ジャケットを脱いでも大丈夫と。しかし今年の冬は節電が叫ばれるでしょうから、こういった傾向も少し変わってくるかもしれません。

 そう考えれば、今年の冬はこれまでとは少し違うものが売れたり流行ったりするのかもしれませんね。

(text by Mineoki Yoneya)

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1年中F1を追いかけて世界中を転々としているよねやんが、世界各地の滞在地から近況とその街の様子をお届けします。様々な文化や海外生活の知識、世界中を旅するダイナミズムをお楽しみください。この知識が、あなたの暮らしやお仕事にも役立つかもしれません。
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