日本から見ると、ブラジルは地球の裏側。アメリカ経由で行っても、ヨーロッパ経由で行っても24時間以上かかります。
僕は今年はアリタリア航空でローマからサンパウロに来て、水曜の朝に到着。リザーブのビアンキくんなど、マラネロから来たフェラーリ御一行様たちと一緒に移動です。ヨーロッパ時間の夜10時発ということはブラジル時間の午後6時で、到着が朝7時。なので、飛んですぐに美味しいイタリアンの夕食を食べて、それからぐっすり寝れば時差ボケもなし。水曜の朝から快調に活動できます。アメリカ経由で来て朝に到着すると、そんなわけにはいきません。
いつも関係者で空港がごった返す水曜の朝は、入国審査に長い列ができます。1時間は覚悟しなきゃならないだろうと思っていたら、今年はなんともスムーズ。全く待ち時間なしで通り抜けてしまいました。そういえば去年からビザもただの紙じゃなくてフィルム貼りの写真&バーコードつきになったし、入国審査はかなり迅速化されているのかもしれません。
ドライバーなど関係者が泊まるのは、サーキットに近い某高級ホテルですが、我々はそんなところには泊まれないので、もう少しサンパウロの街中に。日本人関係者の中にはリベルダージという日本人街に泊まる人も少なくありませんが、あまりキレイじゃないし、周辺の日本食屋もあまり美味しくないうえに高いので、僕は毎回パス。
去年までは街のど真ん中のパウリスタ大通りに泊まっていたのですが、今年はややサーキット寄りのビラ・オリンピアに移動。有名なアイルトン・セナ・トンネルがあるイビラプエラ公園の辺りです。貧富の差が激しいサンパウロでは、高級住宅地は非常に落ち着いていて快適に過ごせます。強盗が多い(多かった)せいか、どれも高層マンションのような感じで建っています。今回泊まったホテルも、元々は住宅用マンションかコンドミニアムとして作られたもののようで、なんと2LDK! 長期滞在も可能なくらい快適な広さです。
ちなみに、セナのお墓があるモルンビーも高級住宅街。高層マンションが林立する一角に、芝生の美しい墓地があり、大きな木の下にセナのお墓があります。
11月のサンパウロは、気温は30度弱くらいでさほど暑くないものの、陽射しはもう夏のそれ。非常に気持ちの良い季候を楽しむことができます。
(text and photo by Mineoki Yoneya)
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世界中を旅するよねやんの旅日記。F1関係のネタを中心に、サーキット内外の様子をお伝えします。旅行好き、グルメ好き、飛行機好きな人も注目!?
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