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バーレーンGP号ふろくペーパークラフト制作記 - その1 -


2012-5-2 20:00
 バーレーンGP号ふろくペーパークラフト、をすぐに作りたいかたのために、まずはざっくりと解説します。

 付録は中国GP仕様のC31のみとなります。全長8cmの小さなサイズのペーパークラフトで、慣れると4時間から6時間程度で制作できます。

 制作手順は、

1、モノコックを制作
2、コクピットを接着
3、ギヤボックス、アッテネーターを制作
4、アンダートレイを制作
5、アッテネーターをアンダートレイに接着
6、モノコックとアンダートレイを接着
7、ウイング類、サスアームを制作、接着
8、タイヤを制作。アライメントを端材を利用して調節した後、タイヤを接着
9、お好みでバージボードやミラーを接着

こんな感じです。一応番号順に組んでいくように番号を振ってありますが、とらわれすぎる必要はありません。私も連休中にもう1台組みますので、ぼちぼち解説しますね。

まずは作業に使用している機材をご紹介します。


使用しているプリンタはコレ



 とはいえ急遽買ったものなので、実はあまりオススメできません(笑)。インクの染料/顔料の選別、メーカーによる色の好みを考慮して決定しましょう。
 個人的には今はEPSONの顔料系プリンタを次の機会に購入したいと考えています。大手量販店(ヨドバシカメラ)にポストカードサイズの小さなイラストデータと紙を持参してお願いしたら、あっさりとテストしてくださいました。で、そのとき担当さんは水ぬれには厳しいとコメントされたのですが、あとで実験したところ、かなり水に強いことが分かっています。手汗や水ぬれに強いので、一度組み立てに使ってみたいところです。
 また、使用しているパソコンやソフトウェア、紙の種類によって、かなり色味が変わります。Macは色が浅く、Windowsは濃い傾向があるので、私はWin環境のAdobeReader、設定は写真系の比較的高品位な印刷を使用し、濃度は10%程度上げてプリントしています。

気に入っている紙は


 

 実は紙にも染料系プリンタ用と顔料系プリンタ用がありますので、プリンタに合わせて選ぶと良いでしょう。ふろくデータのペーパークラフトは、紙厚を0.20〜0.25と想定して設計してあります。いろいろな紙を試しましたが、写真専用の紙はフィルム状の層があって、制作に適さないものもありますので、注意してくださいね。

カッティングにはNTカッターを使用しています



 NTは切れ味を信頼しているので、いつも私はこのメーカーなのです。ペーパークラフトようなので、先端が細いものを使っています。慣れるまではちょっと扱いづらいかもしれません。
 まぁ、実のところカッターは何でもいいのですが、刃を折ってどんどん新しい状態でカットできるタイプが作業しやすいと思います。

カッターの刃は、よく切れる状態で


 今回の付録くらいのボリュームでも2〜3度は折って新しい刃にしています。刃を折るには、ポキを使うとっても簡単に作業できますよ。


接着用の木工用ボンンドは、速乾タイプを使っています



 ボンドは印刷に失敗した紙の上などに出し、型紙の端材などをへらにしてのりしろに塗っていきます。私はポストカードをカットして、台紙とへらにしています。

接着部分をしばらく押さえるためにピンセットを使うことがあります



 タミヤのクラフトシリーズは精度が高く、とても使いやすいですよ。

何かと便利なカッティングマット


 ペーパークラフトに限らず、模型全般で使用します。メーカーはどこのでも大丈夫だと思います。サイズはA4でもいいのですが、大は小を兼ねる的な感じで、私はA3を使っています。


折りすじをつけるために



 鉄筆や、インクのなくなったボールペンがあると、かなりキレイに、精度高く仕上がります。コンパスの針を先を若干削ったものでも代用できます。

 ではではまた次回。
(Text and photos by ALABULKA)

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