マレーシアGPでチームオーダーを無視し優勝したセバスチャン・フェッテルは、レース直後には「誤解した」と弁明していた。そしてマーク・ウェバーとチームに対して謝罪したいと述べた。
「チームからの指示を意図的に無視したわけではないんだ。混乱していてチームから受けたメッセージを誤解してしまったんだ。これまでにも今日のように接戦になったことはあったし、その際には戦ってきた。でも今日はタイヤがどれだけ保つか分からない状況だった。彼を追い抜こうとすればそれだけリスクを冒すことになることは分かっていたし、あんなに何周もバトルを続ければ、お互いにタイヤをダメにして2台とも下位に沈んだ可能性だってあった」
フェッテルは、自らのミスだと認め、取り消すことができるのならそうしたいと語った。
「大きなミスを犯してしまったと思う。あのままのポジションに留まるべきだったと思う。取り消すことが出来るのならそうしたいけど、それは不可能だ。この状況を説明する何か良いストーリーがあるなら良かったんだけど、それもない。最高の気分とは言えないよ。今夜は簡単には眠れないと思う」
その他、レース直後のフェッテルの声のフルバージョンは、『週刊F1LIFE』vol.2に収録されています。そちらもぜひチェックしてみてください。
『週刊F1LIFE』vol.2(マレーシアGP速報)
- 著者:
- F1LIFE
- 発行日:
- 2013年3月26日
- ページ数:
- 37
- データ形式:
- PDF(PC、iPad/iPhone、Android対応)
- データサイズ:
- 25.7MB
ダウンロード価格(税込):¥210円
(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)