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アプレゲールですいません

妄想で書いてるわけじゃないんです

2013-4-10 7:10


 よく僕らが書く記事について「妄想書きやがって」とか言われますが、これだけははっきり言わせてもらいたいのですが、妄想は書いていません。

 我々現場で取材している者の耳には、いろんな情報が入ってきます。こういう場所に書けることも書けないことも含めて。たとえ書けない情報だとしても、それを知っているからこそ他の情報を正しく分析・理解することができる、ということもたくさんあるんです。そうやって、いろんな情報を総合して書いているわけです。

 ホンダのことにしても小林可夢偉のことにしても、何かを書けば妄想だのなんだと批判する人もいるでしょうが、少なくともジャーナリストの人たちが書いているのは何らかの情報に基づいて書いている場合がほとんどです。こういう仕事を生業にしているからこそ、そうでなければ書けません。たとえ根拠が明記されていなくても、その人は何らかの情報を得て書いているのです。

 僕らがやっていることは、TVとネット上の情報だけ見て推測するのとは、本質的に違います。その点ははっきり理解してもらいたいし、その違いに気付いてくれている人たちは確実に増えていると感じていますが、世の中の人たちがもっとその価値を認めてくれるよう、頑張っていかなければならないと思っています。なので、できればはなから色眼鏡で見るようなことはしないで欲しいですね……。

(text by Mineoki YONEYA / photo by Ferrari)


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