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小林可夢偉がトライ

ミュージアムのF1シミュレーターとは?

2013-4-10 14:38


 小林可夢偉がトライしたフェラーリミュージアムの『F1シミュレーター』とはどんなものなのだろうか?

 フェラーリミュージアムの公式サイトでは、紹介映像が公開されている。



 ビジュアルは非常に美しくリアルだ。本物のサーキット映像と見間違えるほどにリアルなモンツァの走行シーンを見ることができる。

 これを見れば、僅かに筐体が動いて振動やGのきっかけを感じられるようになっていることが分かる。ただし、アブダビのフェラーリワールドにあるような6ポイント式のムービングアームによる本格的なものではない。画面も3つのディスプレイを組み合わせたもので、ラウンド型の本格的なものではない。





 肝心の中味のソフトウェアは、おそらく『フェラーリ・バーチャルアカデミー』を使用しているのだろう。これはフェラーリのシミュレーターをベースに開発された一般向けのPCソフトウェアで、かなり本格的でストイックなドライビングフィールが味わえる。

 可夢偉はニュルブルクリンクを走行したというが、一般向けにはモンツァが提供されているのは、初体験だとこうしたシンプルなサーキットでないとまともに走ることもままならないからだろう。料金は7分間25ユーロ(約3250円)だ。事前のインストラクションなども含めて計10分といったところだろう。ちなみに『バーチャルアカデミー』にはニュルブルクリンク、ムジェロ、フィオラノが収録されている。

 いくらリアルだとはいえ、もちろんスクーデリアフェラーリが使用していているシミュレーターとは似て非なるものなので、その点は誤解なきよう。F1チームのシミュレーターはもっと進んでいるのだ。

F1 Simulator - Ferrari Museum
http://museo.ferrari.com/f1-simulator/

(text by Mineoki YONEYA / photo by Ferrari)


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