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【ESP金曜分析レポート】

レッドブルは4回ストップ作戦か?

2013-5-11 2:40


 レッドブルは最長で12周のロングランしか行なっておらず、デグラデーションの度合いは他よりも大きい。フェラーリは16周、ロータスは14周、メルセデスAMGは18周ものロングランを行ない、レッドブルよりも良好なデグラデーションの小ささを見せている。

 ピレリによれば、一般的なデグラデーションレートは両コンパウンドとも0.2〜0.3秒/ラップ。摩耗レートからすれば、66周のレースでは3回のピットストップが必要になるだろうと分析している。

「今回は2ストップ作戦ができるマシンはいないと思う。路面のエボリューションにもかかっているが、かなり難しいだろうね。むしろ4回ストップを選んでくる可能性の方が高いだろう」(ポール・ヘンベリー)

 金曜時点のデグラデーションレベルから推測すれば、4回ストップを選ぶ可能性があるとすればレッドブルかもしれない。ポールポジションから先行逃げ切りでマルチストップという戦略は充分に考え得るだろう。

(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)


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