ページの先頭です。本文を読み飛ばして、このサイトのメニューなどを読む

 
2014年レギュレーション変更

ペナルティポイント制、シーズン中テスト決定!

2013-6-29 0:27


 6月28日、世界モータースポーツ評議会がグッドウッドで開かれ、2014年のF1について様々な項目を決定した。

 スポーティングレギュレーションに関する変更点は以下の通り。注目すべきはペナルティポイント制の導入決定、シーズン中テストの変更だ。来季は最大で4回のシーズン中テストがグランプリ直後に行なわれることになる。

●メルセデスに4チームまで供給許可
●ドライバーのペナルティシステム導入
 ペナルティポイントが12ポイント以上累積となると1戦出場停止に。1回の罰則で1〜3ポイントが科せられる。ポイントは12カ月間有効。
●ショートカットで得たアドバンテージを戻す手順の明確化
●風洞とCFDの制限大幅強化
●シーズン中テスト
 2日間のテストを4回開催。現在8回まで許されている1日のプロモーション用走行と3日間手テストは廃止。コスト削減の観点から、テストはヨーロッパでのグランプリ翌週の火曜・水曜に同地で行なわれる。
●2014年1月にテスト許可
 新パワーユニットのテストのため。
●ピットストップに関与するスタッフのヘルメット着用義務化
●金曜FP-1の最初の30分間用にエクストラ1セットのタイヤ
●パワーユニットの使用制限
 年間5基。それ以上の使用の際はピットスタート。ターボチャージャーやMGU、バッテリーの交換は10グリッド降格ペナルティ。
●パワーユニットのホモロゲーション制
 2014年〜2020年まで1つのホモロゲーションのみ(開発凍結)。マシンとの接続、信頼性、コスト削減のための変更のみ許可。
●ギアボックス6戦連続使用義務(現行は5戦)
●決勝の燃料使用制限100kg
●ピットレーン速度制限80km/hに(現行は予選・決勝は100km/h)
 決勝中の事故増加のため。ピットレーンが狭いメルボルン、モナコ、シンガポールは60km/hで変更なし。

(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)


ページの終端です。ページの先頭に戻る