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なにかと話題のフォースインディア、どうなってるの?


2013-1-13 21:30
 


 ここ数日、来季のシートを巡ってフォースインディアの名前がメディアに出てきていますが、どうなっているのでしょう? 小林可夢偉に興味を持っている云々という話もあるだけに、気になるところです。

 いくつかの情報はあっても、オフの間は現場で直接取材ができないだけに、ウラを取ることができません。ここに書くのは、あくまでそういった情報をもとにした個人的な推測でしかない、というお話です。

 メルセデスの支援があるディ・レスタは確定で、もう1席は一時はスーティルに決まったと言われていました。11月末時点では30億円規模の投資が決まったという噂があり、その資金があれば「実力でドライバーを選ぶ」という言葉がフォースインディアの複数の首脳陣から伝わってきていたのとも符合します。

 その一方で、あるチームと技術提携の話が進んでいたものの、契約金が払えずサイン寸前で破談になったといいます。そして、フェラーリからの支援を含んだビアンキ起用の噂。

 あくまで推測の域を出ませんが、客観的に考えれば技術提携というのはギアボックスの供給であり、となれば提携先は同じエンジンを使うマクラーレン。だが先述の30億円の出資というのが破談になり技術提携もできなかった。そこで、2014年の大型レギュレーション変更も睨んでフェラーリとの提携を模索し始めたとの見方ができます。

 となれば、現状のフォースインディアは資金力(もしくはもたらす恩恵の大小)によってセカンドシートが決まるということでしょうか。ビアンキのもたらす2014年用エンジン+ギアボックスを金銭に換算すれば一桁億円ではないだけに、かなり大きいと言えます。

 フォースインディアが小林可夢偉に興味を云々というニュースは出所がハッキリしておらず、『F1速報』をきちんと読んだ方ならわかると思いますが、記事では「チームから接触があった」とは言っていませんでしたよね(Autosport Webの宣伝)。

 こんなこと言っておいて全く違うラインアップが発表されたら情けないですが、その時はあくまでこれはウラのとれない情報による個人的推測だったということで。嬉しいサプライズなら大歓迎ですし。

 まぁヤキモキする気持ちはありますが、いま我々が騒いでもしかたないので、チームからの発表を待つしかありません。

(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)



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