GPDAは、バースト問題が再発することがあればレースから
棄権する意志を声明で発表した。
「GPDA加盟ドライバーは、イギリスGPで起きた事件について深い懸念を表明する。タイヤに施された変更によって望ましい結果が得られ、ドイツGPでは同様の問題が起きないことを信じている」
「しかしドライバーたちは、仮にドイツGPの間に同様の問題が起きた場合、即座に
同GPから棄権することを決めた。回避可能な問題によって、ドライバーやマーシャル、ファンの生命が危険に晒されることになるからである」
GPDAは木曜の夜にFIAの
チャーリー・ホワイティング、ピレリの
マリオ・イゾラとともに
会合を開き、今週末に投入されるタイヤについてのディスカッションを行なっている。
なお、
キミ・ライコネンとルイス・ハミルトンはGPDAには加盟しておらず、今回の会合にも参加していない。仮に同様の問題が起きて棄権する場合、彼らは自己の判断に委ねられることになる。
(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)