今週末はピレリからの依頼によって内圧、キャンバー角が制限されているが、これは
事前に打診のあった数値よりもさらに厳しく、従来の規制値に比べて
1ステップ厳しいものだという。
「事前に聞かされていたものよりも
さらに厳しくなっていました。これまでに使っていたものに比べると、
1ステップずつくらい厳しいというくらいです」
「パフォーマンスにはもちろん影響がありますが、全チーム同じ条件なので、我々はあまり気にしていません」(マクラーレン・今井弘エンジニア)
従来はピレリから各チームへ推奨値として最低内圧、最大キャンバーが伝えられていたが、今回はFIAを通して指示され、スチュワードによって監視される。今井エンジニアは「別に何が変わるわけではありませんし困るわけではありませんが、常にきちんとチェックして気をつけなければならないという
精神的重圧は増えますね」と苦笑している。
(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)